作成日: 2017年1月30日 ... 最終更新日: 2017年1月31日
少女像
韓国側にも手詰まり感 日本の姿勢に一定の理解も
毎日新聞 2017年1月30日 20:25【ソウル米村耕一】韓国南部・釜山(プサン)の日本総領事館前に慰安婦問題を象徴する少女像が設置された問題について、韓国政府は日本の姿勢に一定の理解を示すメッセージを繰り返し出しているが、具体的な動きにはつながっていない。朴槿恵(パク・クネ)大統領のスキャンダルで弱体化した現政権に、日本側が求める少女像の移転に踏み込む余力はなく、韓国側にも手詰まり感が広がっている。
韓国政府側は13日に尹炳世(ユン・ビョンセ)外相が「国際社会では外交公館前に施設や造形物を設置するのは望ましくないとの見方が一般的だ」と国会の場で明言。日本側の姿勢軟化を促す狙いだったとみられる。
また朴大統領の職務を代行する黄教安(ファン・ギョアン)首相も23日に、少女像の問題に関連して「全ての利害関係者が(2015年12月の慰安婦問題に関する)合意の趣旨と精神を尊重し、韓日関係の発展のために努力を続ける必要がある」と呼びかけ、25日には政府各部局の関係者を集めた会合も開催した。
しかし、いずれも「政治的メッセージ」にとどまり、地元自治体との協議など具体的な動きにはつながっていない。大統領選ムードの高まりの中で、野党の有力大統領候補が釜山の少女像を訪ねるなど、むしろ少女像の「固定化」が進んでいるのが実情だ。
だから何だ?
それがどうした?
そんな事に、何の価値がある??
出頭の崔氏、取材陣らに取り囲まれ嗚咽「死んで償うほどの罪を犯した」
産経ニュース 2016年10月31日 15:27![]() |
ソウル中央地検に出頭した韓国の朴槿恵大統領の親友、崔順実氏=31日(AP) |
31日午後3時ごろ、韓国・ソウル中央地検に出頭した朴槿恵(パク・クネ)大統領の友人で女性実業家の崔順実(チェ・スンシル)氏は、濃紺の帽子とネッカチーフのような布で顔を覆った姿で、待ち構えた大勢の報道陣の前に現れた。
両脇を関係者に抱えられた崔氏は、初めは報道陣の多さに驚いた様子を見せていたが、次第に嗚咽(おえつ)したように口に手をあて、表情をゆがませた。多数のマイクやICレコーダーを顔の前に突き出され、猛烈なフラッシュを浴びた崔氏は、報道陣に対し「死んで償うほどの罪を犯しました。国民の皆さん、許してください。申し訳ありません」とコメントした。
現場には朴政権に批判的な市民グループとみられる十数人が居合わせ、「朴氏は下野せよ」「法に基づいて処罰しなければならない」などと書かれたプラカードを掲げて、何かを絶叫していた。中には手錠の形を模したプラカードを掲げた人の姿もみられた。
しかし、1か月と20日後…
<崔順実ゲート>「私に罪はない」 崔順実被告が急変
中央日報 日本語版 2016年12月20日 13:58![]() |
国政壟断の主役の崔順実被告が19日午後、初公判のためソウル中央地裁417号大法廷に入っている。崔被告はこの日、容疑をすべて否認した。417号大法廷は1996年3月に全斗煥(チョン・ドゥファン)、盧泰愚(ノ・テウ)両元大統領が不正資金事件で並んで立ったところだ。(写真=共同取材団) |
裁判に出てきた崔順実(チェ・スンシル)被告(60)の態度は検察に出頭した当時(10月31日)とは180度違った。当時、崔被告は「死んで詫びる罪を犯した」と述べ、検察の調査室に歩いていった。
崔被告は自分の容疑をすべて否認した。ソウル中央地裁大法廷で19日午後2時10分から開かれた初公判で、崔被告側のイ・キョンジェ弁護士は「安鍾範(アン・ジョンボム)前青瓦台(チョンワデ、大統領府)政策調整首席秘書官および朴槿恵(パク・クネ)大統領と犯行を共謀した事実はない」と述べた。
崔被告が2人と企業に対してミル・Kスポーツ財団の資金774億ウォン(約77億円)を出すよう強要したり、企業の人事などに関与(職権乱用)したことはないという主張だ。ポスコ系列広告会社ポレカを強奪しようとした容疑(強要未遂)、側近にコンピューターを廃棄するよう指示した容疑(証拠隠滅教唆)も認めなかった。崔被告は11件の容疑で起訴された。
安前首席秘書官側の弁護人も「(安前首席秘書官は)朴大統領の指示を受けてこれを全国経済人連合会(全経連)に伝えただけで、崔被告や朴大統領と共謀していない」と主張した。チョン・ホソン前青瓦台付属秘書官は朴大統領と共謀して公務上機密を漏洩した容疑を認めた。
イ・キョンジェ弁護士はJTBCが入手して報道したタブレットPCを崔被告事件の証拠として採択してほしいと裁判所に要請した。検察はこのタブレットPCが崔被告の所有という結論を出し、チョン前秘書官の裁判の証拠に採択されている。イ弁護士はチョン前秘書官の携帯電話録音ファイルと安前首席の業務用手帳も操作されたかどうか確認してほしいとして裁判所に要請した。抽選で傍聴券を受けた一般市民80人が裁判を見守った。
容疑を全て否認!
朴大統領の捜査時期「決まっていない」=韓国検察
聯合ニュース 日本語版 2016年11月4日 16:11【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は4日、親友の民間人女性の崔順実(チェ・スンシル)容疑者の国政介入疑惑をめぐり、国民向け談話を発表して検察の捜査を受け入れる意向を表明した。検察関係者は朴大統領に対する捜査の時期について、「今は真相究明が急務なので何も決まっていない」と述べた。
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談話を発表し、国民に謝罪する朴大統領=4日、ソウル(聯合ニュース) |
「陰の実力者」と呼ばれていた崔氏や安鍾範(アン・ジョンボム)前青瓦台(大統領府)政策調整首席秘書官、チョン・ホソン前青瓦台付属室秘書官らの事件の主要関係者に対する捜査を行い、事件の概要が把握されてから朴大統領の捜査を本格化する方針とみられる。
朴大統領は同日に発表した談話で、「必要ならば私も検察の捜査に誠実に応じる覚悟であり、特別検事による捜査も受け入れる」と述べ、疑惑の解明と責任の所在を明確にするために最大限協力する意向を示した。
しかし、その9日後から…
<崔順実ゲート> 朴大統領、また対面聴取を拒否
中央日報 日本語版 2016年11月29日 09:13朴槿恵(パク・クネ)大統領が検察の「29日までの対面聴取」要請に応じることができないと、弁護人を通じて明らかにした。柳栄夏(ユ・ヨンハ)弁護士(55)は28日午後、「対面要請に対する答弁」と題した文字メッセージを通じて記者らに「大統領は現在、急激に変化する時局に対する収拾案の準備および明日までに推薦される特別検察官候補から特別検察官を任命しなければいけないなど日程上の困難があるだけでなく、弁護人としては昨日検察が起訴したチャ・ウンテク被告と現在捜査中の趙源東(チョ・ウォンドン)元経済首席秘書官に関連する部分に対する準備を勘案すると、検察が要請した29日の対面聴取には協力できず遺憾に思う」と通知した。
野党が29日までに特検候補2人を推薦すれば、朴大統領は3日以内にその中から1人を任命しなければならない。任命された日から特検は捜査を開始できる。これを受け、事実上、朴大統領対面聴取は特検の捜査に移ることになった。
検察と朴大統領はその間、聴取日程をめぐり「15-16日中の対面聴取要請」(11月13日・検察)→「難しい」(15日・柳弁護士)→「18日がマジノ線」(16日・検察)→「来週中に考慮」(17日・柳弁護士)と駆け引きしてきた。その後、検察が崔順実(チェ・スンシル)被告(60、拘束)などを起訴しながら朴大統領を共犯とすると、朴大統領側がこれに反発し、中立的な特検の調査を受けると主張した。
検察の幹部は朴大統領の聴取拒否に対する公開的な発言を自制した。しかし内部では不満の声が出ている。次長級のある検事は「最後まで自分の思い通りにする」と話した。若い検事らも「もう彼女は礼遇する対象ではない」 「もうお互い行くべき道を行けばよい」などと不満を表した。
今後、検察は特検にすべての捜査資料を譲り渡し、捜査人材の派遣を通じて朴大統領の容疑の立証に協調する計画だ。「チョン・ホソン録音ファイル」も検察が持つ主要資料の一つだ。検察は特検はもちろん国会国政調査の過程でチョン・ホソン前青瓦台(チョンワデ、大統領府)付属秘書官が朴大統領、崔順実被告とした対話の録音ファイルを要請すれば、手続きを踏んで提出することもある。
特検の捜査は朴大統領の容疑に対する捜査と禹柄宇(ウ・ビョンウ)前青瓦台民情首席秘書官、金淇春(キム・ギチュン)前青瓦台秘書室長関連疑惑の糾明を中心に展開するとみられる。ある検察の幹部は「禹前首席秘書官や金前室長に対する捜査は事実上、検察の内部にメスを入れなければならないため、特検が効果的になるだろう」と話した。
検察の聴取要請を全て拒否!
2017年1月30日現在、一度も聴取に応じていない。
潘基文国連事務総長「朴大統領の慰安婦妥結勇断、歴史が評価」
中央日報 日本語版 2016年1月4日 8:17![]() |
潘基文(パン・ギムン)国連事務総長 |
潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は1日、旧日本軍慰安婦問題交渉の妥結について、「朴槿恵(パク・クネ)大統領がビジョンを持って正しい勇断をしたことを歴史が高く評価するだろう」と述べた。
潘総長はこの日、朴大統領に新年のあいさつの電話をかけ、「両国が今回、24年間の難しい懸案だった慰安婦問題で合意に至ったことを祝う」と述べながらこのように明らかにしたと、青瓦台(チョンワデ、大統領府)が伝えた。
続いて潘総長は「韓日間の難しい関係が持続するのは望ましくないだけに、国交正常化50周年が過ぎる前に今回の交渉が妥結したことを幸いに思う」と強調した。潘総長が朴大統領の合意を「正しい勇断」と評価したのは、慰安婦交渉妥結後に野党が激しく批判する中で出てきたという点で注目される。
潘総長は昨年12月28日(米国現地時間)にも声明を出し、「韓国と日本の関係を改善しようとする朴大統領と安倍晋三首相のリーダーシップとビジョンを高く評価する」とし「今回の合意で両国の関係がさらに改善することを希望する」と述べた。
また潘総長は「今年、朴大統領のリーダーシップのもと、祖国の大韓民国がより大きく発展していくことを望む」とも語った。これに対し朴大統領も「潘総長が昨年の1年間、持続可能な開発のための2030アジェンダ採択、(パリ国連)気候変動交渉妥結など多くの分野で大きな業績を残したことを祝う」と述べた。
しかし、約1年後…
潘前国連事務総長「韓日合意、少女像撤去と関連あるならそれは誤ったこと」
中央日報 日本語版 2017年1月17日 11:09潘基文(パン・ギムン)元事務総長が「韓日慰安婦合意が少女像の撤去と関係があるならそれは誤ったことだ」と明らかにした。
潘氏は16日、釜山(プサン)の国連公園内にある国連記念館で記者団と会い、「慰安婦合意に対する自身の原則は、慰安婦おばあさんの恨を解いてあげられる内容でなければならないということ」と述べた。
潘氏は国連事務総長として在職していた2015年12月、韓日慰安婦合意直後に歓迎の立場を表明したことについて、「私が述べたのは、国連事務総長として、数十年懸案だった問題を、朴槿恵(パク・クネ)大統領が初めて韓日間で合意したことを評価したもの」としながら「それは歓迎するに値する」と説明した。
合意の内容を知らなかったと平気で言う!
日朝合意文書の全文
日本経済新聞 2014年5月29日日朝の合意文書の全文は次の通り。
双方は日朝平壌宣言にのっとって、不幸な過去を清算し、懸案事項を解決し、国交正常化を実現するために真摯に協議を行った。
日本側は北朝鮮側に対し、1945年前後に北朝鮮域内で死亡した日本人の遺骨及び墓地、残留日本人、いわゆる日本人配偶者、拉致被害者及び行方不明者を含む全ての日本人に関する調査を要請した。
北朝鮮側は、過去北朝鮮側が拉致問題に関して傾けてきた努力を日本側が認めたことを評価し、従来の立場はあるものの、全ての日本人に関する調査を包括的かつ全面的に実施し、最終的に日本人に関する全ての問題を解決する意思を表明した。
日本側は、これに応じ、最終的に現在日本が独自に取っている北朝鮮に対する措置(国連安保理決議に関連して取っている措置は含まれない)を解除する意思を表明した。
双方が取る行動措置は次のとおりである。双方は、速やかに、以下のうち具体的な措置を実行に移すこととし、そのために緊密に協議していくこととなった。
■日本側
第一に、北朝鮮側と共に、日朝平壌宣言にのっとって、不幸な過去を清算し、懸案事項を解決し、国交正常化を実現する意思を改めて明らかにし、日朝間の信頼を醸成し関係改善を目指すため、誠実に臨むこととした。
第二に、北朝鮮側が包括的調査のために特別委員会を立ち上げ、調査を開始する時点で、人的往来の規制措置、送金報告及び携帯輸出届出の金額に関して北朝鮮に対して講じている特別な規制措置、及び人道目的の北朝鮮籍の船舶の日本への入港禁止措置を解除することとした。
第三に、日本人の遺骨問題については、北朝鮮側が遺族の墓参の実現に協力してきたことを高く評価し、北朝鮮内に残置されている日本人の遺骨及び墓地の処理、また墓参について、北朝鮮側と引き続き協議し、必要な措置を講じることとした。
第四に、北朝鮮側が提起した過去の行方不明者の問題について、引き続き調査を実施し、北朝鮮側と協議しながら、適切な措置を取ることとした。
第五に、在日朝鮮人の地位に関する問題については、日朝平壌宣言にのっとって、誠実に協議することとした。
第六に、包括的かつ全面的な調査の過程において提起される問題を確認するため、北朝鮮側の提起に対して、日本側関係者との面談や関連資料の共有等について、適切な措置を取ることとした。
第七に、人道的見地から、適切な時期に北朝鮮に対する人道支援を実施することを検討することとした。
■北朝鮮側
第一に、1945年前後に北朝鮮域内で死亡した日本人の遺骨及び墓地、残留日本人、いわゆる日本人配偶者、拉致被害者及び行方不明者を含む全ての日本人に関する調査を包括的かつ全面的に実施することとした。
第二に、調査は一部の調査のみを優先するのではなく、全ての分野について、同時並行的に行うこととした。
第三に、全ての対象に対する調査を具体的かつ真摯に進めるために、特別権限(全ての機関を対象とした調査を行うことのできる権限)が付与された特別調査委員会を立ち上げることとした。
第四に、日本人の遺骨及び墓地、残留日本人並びにいわゆる日本人配偶者を始め、日本人に関する調査及び確認の状況を日本側に随時通報し、その過程で発見された遺骨の処理と生存者の帰国を含む去就の問題について日本側と適切に協議することとした。
第五に、拉致問題については、拉致被害者及び行方不明者に対する調査の状況を日本側に随時通報し、調査の過程において日本人の生存者が発見される場合には、その状況を日本側に伝え、帰国させる方向で去就の問題に関して協議し、措置を講じることとした。
第六に、調査の進捗に合わせ、日本側の提起に対し、それを確認できるよう、日本側関係者による北朝鮮滞在、関係者との面談、関係場所の訪問を実現させ、関連資料を日本側と共有し、適切な措置を取ることとした。
第七に、調査は迅速に進め、その他、調査過程で提起される問題は様々な形式と方法によって引き続き協議し、適切な措置を講じることとした。
しかし、約1年8か月後…
北朝鮮、拉致問題の特別調査委員会解体を発表 重大局面も日本政府「織り込み済み」
産経ニュース 2016年2月13日 0:35【ソウル=藤本欣也】北朝鮮の国営メディアは12日、拉致問題を含む日本人に関する包括的調査の全面的中止と、拉致問題の再調査を行う「特別調査委員会」を解体すると発表した。日本政府が10日、核実験と長距離弾道ミサイル発射を強行した北朝鮮への独自制裁を強化したことへの対抗措置。日朝間のこれまでの合意を破棄するもので、安倍晋三政権が最優先課題の一つに掲げる拉致問題は重大な局面を迎えた。
ラヂオプレス(RP)によると、朝鮮中央放送などは12日、北朝鮮による日本人拉致被害者の調査を行う「特別調査委員会」が同日付で談話を発表し、日本が独自の対北制裁措置を決めたことに反発して、「2016年2月12日より、ストックホルム合意に基づいて行ってきた全ての日本人に関する包括的調査を全面的に中止し、『特別調査委員会』を解体する」と一方的に表明した。
また、「日本の挑発的な敵対行為には、より強力な対応措置が続くことになるだろう」と威嚇した。
談話は「安倍政権が既に解除した制裁措置を復活させ、追加制裁まで講じたことは(安倍政権)自らがストックホルム合意の破棄を公言したこととなる」と主張。「今日の重大な悪結果を生み出した責任は、全面的に安倍政権が負うべきである」と強弁した。
一方、日本政府は北朝鮮による今回の発表を「織り込み済み」(外務省幹部)と冷静に受け止めている。政府は今後の北朝鮮の動向を見極めながら、拉致問題の対話を継続させたい考えだ。
政府筋は12日夜、記者団に対し、「望んだことではないが、あり得ることだった」と述べ、外務省幹部は「対話のドアは閉じるつもりはない」と拉致問題の解決に向け、粘り強く交渉すると強調した。
別の外務省幹部は「極めて遺憾だ。許し難い」と述べた。
この間、拉致被害者の調査に関し、一切報告がないまま、一方的に調査中止を宣言!
こんな奴等が、何かを言ったからって、
だから何だ?
それがどうした??
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